皆さん、こんにちは!
今回はスキー場のゲレ食の話です。 スキー場に行くと大体のところのゲレ食でカツ丼があると思いますが、なんかソースカツ丼が多くないですか?
っていうのもスキー場の写真を見返してみると、新潟でもカツ丼、福島でもカツ丼、長野でもカツ丼があり、そしてそれがすべてソースカツ丼という、摩訶不思議な事態になっていることに気づきました。
全く違う地域なのに一体なぜ!?所さん、大変ですよ!
カツ丼って言ったら卵とじでしょう
とまぁ、くだらない話題で始まった今回のブログ。普段、カツ丼なんて、かつやか、ゆで太郎でしか食べない私にとって、カツ丼と言えば醤油とみりん、砂糖の割り下+卵でとじた一般的なスタイルしか馴染みがありません。しかし、スキー場で食べるとかなりの確率でソースで味付けしたソースカツ丼が出てきます。
しかも厄介なのは、場所によっては『カツ丼』って表記してるのに、頼むとソースカツ丼なところ。いや、別に美味しく食べてるんでいいんですけど、ちょっと裏切られた感があります。
また、ソースカツ丼表記のメニューには、地域が違うのに両方とも『元祖!』とか名乗ってたりするんですよね。全然違う場所なのに一体何のこっちゃって話です。
ちなみに私にとってはソースカツ丼って言うと駒ヶ根のイメージです。木曽駒ヶ岳に登りに行ったときに、ガイドブックを見て、ソースカツ丼とローメンで迷った記憶があります。
ソースカツ丼の発祥はいろいろあるみたい
ソースカツ丼を調べてみるといろいろあるみたいです。ネットで各地の情報を見てみると、
・早稲田大学向かいの定食屋「ヨーロッパ軒」発祥
・早稲田高等学院の学生による考案
・ヨーロッパ軒が福井に移って流行らせた
・群馬県桐生市「志多美屋本店」にて誕生
・福島県会津若松市「若松食堂」にて誕生
・長野県駒ヶ根市「喜楽」にて誕生
とか、いろいろ出てきます。まぁ「おいしければどこでもいーよ」くらいにしか思わないですけど、色々なところが元祖を主張しているようです。
【参照HP】
ここで、共通するのが早稲田説以外はどこも雪国なところ。どこもスキー場があるところです。たしかにこの記事の一番上のソースカツ丼も福島の猪苗代スキー場でした。会津に近いのでその影響でしょうね。
他にスキー場でソースカツ丼が出てくる理由はとしては、各地の名物ってこと以外に調理が簡単だからだと思います。
調理工程を考えてみても、業務用のロースを揚げて、ソースカツ丼用のソースにくぐらせるだけ。もしもこれがカツとじ(普通のカツ丼)なら、そこから割り下で煮込んで卵でとじますから、回転率重視のスキー場の食堂ではソースカツ丼が主流ってことじゃないのかなーと思います。
スキー場のカツ丼=ソースカツ丼の理由はなんとなーく納得しましたが、新潟はソースカツ丼の起源にありませんでしたよね。
これは新潟のカツ丼はソースカツ丼ではなく、新潟『タレカツ丼』っていう亜種みたいです。ソースベースじゃなくて醤油ベースとのこと。もう味は覚えてないのでわかりません(笑)
たぶんかぐらで撮ったであろうこの写真。タレカツ丼だと思うけどいったいどこで撮ったんでしょう??ぶなの木ではない気がします。
※昔の記事を見返したらぶなの木のタレカツ丼でした
ここでいろいろ調べてみて疑問なんですが、甲信越以外のスキー場のカツ丼ってどんなものなんでしょうか?
ソース?煮込み?それとも他のもの?私は甲信越くらいのスキー場しか知らないので、誰か知っている人いたら教えてくださいませ!