皆さん、こんにちは!
日本三大○○っていろいろありますよね。三大庭園、三大温泉、日本三景…。
日本三大うどんって言えば何を思い浮かべますか?讃岐は決まりで、もう一つは稲庭として、残り一つが悩みどころです。今回はその候補の一つ、水沢うどんを食べてきました。
水沢うどんを食べたいなら水沢うどん街道へ!
そんな水沢うどんは渋川の街中よりほど近い場所にあります。
渋川伊香保ICを降りて約9kmくらい行くと水澤寺ってところがあるのですが、その手前には水沢うどんのお店が立ち並ぶ『水沢うどん街道』ってところがあります。
水沢うどんはwikipediaによると、「水沢うどんは、水澤寺(水澤観音)付近で参拝客向けに提供されたことが始まりとされる手打ちうどんである」とありまして、由緒正しいうどんなんですねぇ。
そんな有名な水沢うどんですが、渋川の町中には水沢うどんを掲げる店はなく、水沢うどん街道へ行かなければ食べることはできないです。
間違って渋川IC近くまで降りてきてしまって慌てて探しても見つからず、結局水沢うどん街道まで戻った私が言うんですから多分そうです。
今回はそんな水沢うどんの有名店の「万葉亭」に行ってきました。
水沢うどんの特徴はコシとのどごしと値段!
水沢うどんは、上質な小麦・塩・水で作られた、シンプルなうどんです。つまり普通のうどんですね。
普通のうどんと違うところをあげろって言われると困りますが、あえて言うなら値段でしょうか。こちら万葉亭では、ざるうどんの普通サイズで756円と結構強気のお値段です。大盛りにすると1000円を超えるので、うどんごときにそんなに払うわけにはいかないと、今回は普通サイズをチョイス。
つい最近、香川に行って食べたうどんを考えると、すごいなぁと素直に思います。
水沢うどんでは、うどんをいただく際は醤油ベースの普通のつけ汁になります。そこに、すりゴマが薬味であるのがアクセント。また、生姜ではなくわさびが添えてありました。
うどんは冷水でよく締められてコシのあるうどん。つるつるっとしていて美味しいです。はなまると丸亀製麺の中間の歯ごたえって感じですね。
器の芸術性にも着目せよ!
普通のうどんと言ってしまいましたが、うどんが盛られている芸術的な器は一般的なうどんと一線を画します。
なんということでしょう!
匠の手で作り上げられたこの器。うどんを食べ終わった器を見ると中央が盛り上がっています。
なんて美しい上げ底形をしているんでしょうか。このあたりの芸術性も高級なお値段につながっているのでしょうね。
【結論】日本三大うどんの3つ目は普通のうどんだった!
好き勝手書いていますが、ぶっちゃけ水沢うどんは普通のうどんです。スーパーで売っている冷凍の讃岐うどんでも、かなり美味しいと感じる私に言わせれば、普通のうどんですね!
讃岐ほどの感動も無ければ、同じ群馬のひもかわうどんや、ごぼ天などの博多うどんの足元にも及びません(あくまで個人の感想です)
やっぱりうどんって生活に根ざした庶民の料理なんで、気軽に食べられる感じのものがいいです。庶民ファーストってやつですよ!
水沢うどんは他に田丸屋や大澤屋も行ったことありますが、どこも「うどん」って感じですねー。値段と中身が釣り合ってるとは思えないです。
まぁ話題にはなるので近くに来たら食べてみてください。讃岐系が好きなら美味しいと思いますよ!
ちなみに水沢うどん街道の手前の道は、ライトがきれいな休憩所が立ち並んでいますので、うどん屋で休むだけではなく、こちらでご休憩することも可能です。
運転に疲れたらお好みのところで休んでくださいませ。
ではでは〜。