皆さん、こんにちは!
もう今週から2月になろうとしております。平成最後の1月が終わってしまいますよー!
さてさて、 1月の最後の週末に日本有数の温泉地である群馬県草津温泉にある『草津温泉スキー場』に行ってきました。
草津温泉スキー場は聞き慣れない名前ですが、草津国際スキー場と言えばピンときますでしょうか?今年から新たな名称になったスキー場になります。
2018年の1月に草津白根山の噴火があったところと言えば覚えてる方も多いはず。
草津温泉スキー場までは千葉県から約230km
草津温泉スキー場は日本三大温泉地の草津温泉にあるスキー場です。スキー場にいても硫黄のニオイがかなりする温泉地らしいスキー場ですね。
そんな草津温泉スキー場の最寄りは渋川伊香保IC。首都圏から近いと思いきや、渋川から下道を60kmほど走らなくてはいけないという、なかなか面倒な位置にあります。
しょうがないですね。草津白根山を超えれば志賀高原ですから。
草津周辺はあまりスキー場はありません。万座が直線距離では近いですが、道路が冬季閉鎖の影響でスキー場同士は結構離れてます。
浅間・白根エリアのスキー場でスタンプラリーをやってますが、草津温泉からは正直どこも離れすぎてる気が…。
新スキー場になってどうなった?
草津温泉スキー場に今シーズンから名称変更されたわけですが、昨シーズンの草津白根山の噴火の影響を受けて、スキー場自体も大幅にコースが変更されています。
昨シーズンは行きませんでしたので、スキー場がリニューアルしてからは初めての利用です。以前は温泉も近く、スキー場も割と面白い印象でしたねー。振り子沢コースをずっと滑っていました。
以前のコースからの大きな変更点は、ロープウェイの廃止による上部2コースの廃止。R292コースの新設です。他にスノーチュービングのコースなんかもできてます。
上の方には以前のスキー場の面影が残っています。
かつてのロープウェイ山麓駅はフェンスで近づけないようになっていますが、そのままの形です。以前は写真撮影用のゴンドラが建物前にあったのですが、さすがにもうないですね。
ロープウェイの施設もそのままですがゴンドラはもちろんないです。結局”932”の番号のゴンドラ乗れなかったです。残念。
新スキー場は全体的に傾斜の緩いファミリー向きのスキー場
若干しんみりしちゃいましたが新スキー場を紹介します!
草津温泉スキー場の全体はこちらです。上部コースが廃止になっても、最長滑走距離はまだ4kmもあって縦に長いスキー場です。
メインのリフトは、コース左側に掛かるクワッド二本で、それを中心にペアリフトが掛けられている感じ。
上部クワッドに乗ると、そこから行けるのは「しゃくなげコース」と新しくできた「R292コース」。
しゃくなげコースは以前からあるコースで、距離が長いのはいいんですが結構緩やかです。割とコースの始まりの方は斜度の変化があっていい感じ。雪も降り積もっているので気持ちいいですね。草津は標高が高いんで雪が軽いです。
途中にある橋の部分は途中が完全な上りになるのでスノーボードには辛いです。
ここで大抵の人はストップするので止まらずに行けた人は上手いかも。手前の左カーブで減速したらまず無理ですので、コーナーをうまく曲がりましょう!
対して、こちらはR292コース。
R292コースはただの雪道ですね。しゃくなげよりも更に緩やかで退屈。スノボで滑るコースではないですね。うーむ。
多分、スキーなら気持ちいいんじゃないでしょうか?
上まで来たら、大体はしゃくなげコースで滑り降りることになるのかなと思います。ただ、しゃくなげコースを回す感じだと下のメインゲレンデまで降りる感じになるんで、クワッドを2つ乗り継ぐ感じになります。若干、接続に難ありです。
下のクワッドのみで回すなら、夏道コースからの天狗山ゲレンデが無難な感じ。
人はそこそこ集中しますが、スノボでも滑りやすい傾斜です。ただ、雪が薄いかも。やっぱり上に行ったほうが雪が気持ちいいです。
上の長いクワッドを回せればいいんですけど、これを回せるのはR292コースしかないので、しゃくなげコースか下部クワッド回しが基本になります。中腹のペアは遅すぎてちょっと…。
青葉山ゲレンデは行くべし!
あっちを立てればこっちが立たずな絶妙なジレンマが味わえる草津温泉スキー場ですが、上の青葉山ゲレンデは行くべきです。青葉山ゲレンデからは景色が素晴らしいんですよ!
スキー場の奥に草津市街地まで見渡せる景色がきれいです。この場所からの景色はお気に入りで、このブログにもちょくちょく画像を使ってます。
行った日は上の方はガスっていて、あまり天候が良くなかったんですが、一瞬の晴れ間が出ましたね!晴れの日に当たった人は、ぜひ青葉山の景色を見てくださいませ。
青葉山のところは雪の状態も一番良くて、軽い雪がパウッパウな状態でした。コースは短いですが、傾斜も程よくて楽しめました。しゃくなげに飽きたらこっちで遊んでましたね。
行った日は新潟から群馬県北部まで大雪警報が出ていて、草津も午後からずっと降りっぱなし。雪がすごいです。午後からはふぶいてきました。
車に帰ってきたらこんな状態。割と積もりましたねー。
あまりスノボ向きでないかも
新しくなった草津温泉スキー場ですが、率直な感想というと、以前に比べ魅力は半減です。半日滑れば十分って感じですね。草津で泊まって2日間滑りに行こうとはならないです。泊まりがけで行きましたが、近くに他のスキー場もないので、2日目は観光して帰ってきました。
やっぱりロープウェーからの上部コースがなくなるとしょうがないですね。
お昼時でもメインレストランも空きがある状態。ソースカツ丼以外にも、群馬の名物ひもかわうどんなどのご当地料理があるのはうれしいです。
ガッツリ滑る人はいなくなった代わりに、ファミリー向きのゲレンデとしてはいい感じです。スピード出して滑ってくるような人はいないですから、お子さん連れや初心者のデビューとしてもいいかも。スキーの後に温泉宿で宿泊っていう最高の組み合わせができるのは良いですね。
リニューアルの際に、ファミリー向けのゲレンデを目指すと草津町長が言っておりましたが、まさにその通りになっております。スキーヤー向けのスキー場ですね。
それにしても帰りの草津って混みますね。
あまり遅くまで滑ると、市街地の渋滞に巻き込まれるんで注意してください。草津交差点の渋滞対策って何かないんでしょうか?
1月は雪が結構降って、どこのスキー場もいい感じになってきました。これからのシーズンを楽しみましょう!!