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群馬ご当地グルメの『おっきりこみ』と言う謎の麺料理を食べてきた話


皆さん、こんにちは!

ついに暑い夏がやってきてしまいましたよ!最近の蒸し暑さは何とかならないもんですかねー。

 

さてさて今回は、先日行った群馬旅行のお話。群馬のご当地グルメに『おっきりこみ』という聞いたことないものがありまして、今回食べることができました!
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この、おっきりこみと言う謎のメニュー・。皆さん、知ってますか?

 

おっきりこみとは何ぞや?

いい加減、群馬名物もだいたい食べたなーと高を括っていた今日この頃、ネットで調べていると聞き慣れぬ食べ物の名前が。その名も『おっきりこみ』。

 

おっきりこみは群馬の家庭料理の一つで、群馬県のサイトによると『幅広の生麺を、旬の野菜やきのこなどと一緒に煮込んだ料理』とあります。

煮込みうどんみたいなやつのようですが、PRに力を入れ始めたのはH25年と最近のようです。

群馬県 - 群馬県おっきりこみプロジェクト

 

群馬県と言えばご当地うどんの名産地。水沢うどん、ひもかわうどんに続く新たな麺類ブーム誕生の予感を感じ(?)、今回食べに行ってみることにしました!

 

今回行ったお店は『おっきりこみのふる里』

そんなおっきりこみうどんを食べに今回向かったのは、「おっきりこみのふる里」。「ふる里」が正式名称なのか、「おっきりこみのふる里」までが正式名称なのか判断が難しいところですが、今回は『ふる里』で紹介していきます。

 

ふる里は群馬県吉岡町にありまして、最寄は渋川伊香保ICになります。

ふる里が位置するのは以前紹介した水沢うどん街道の入口あたり。

 渋川伊香保ICから6kmとほんの少しのところにあります。駒寄のスマートICで降りてもたいして距離は変わらないかも。

 

ちなみに水沢うどんはこちら。 

www.chiba-snow.com

 

 

そんなふる里にカーナビを頼りに到着。

12時ぴったりくらいに到着しましたが、特に待つこともなく入ることができました。
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ふる里はこんな感じの趣のある建物。周りのうどん店になじみすぎです。

水沢うどん街道は何度も通ったことありますが、この建物がおっきりこみで有名なお店とは知りませんでしたよ!

 

 

 メニューはこんな感じです。 やっぱりおっきりこみが看板メニューですね。

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おっきりこみ700円は周辺のうどん屋に比べれば安い!この辺りで普通にご飯を食べたい時にも良さそうな値段設定です。

 

今回頼んだのは、人気ナンバーワンと思われるメニューの「おっきりこみ(大)+きびめし、お新香」のセットを注文。900円でした。 

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見た目からしてほっこりする料理です。

 

味は醤油ベースで野菜がこれでもかとゴロゴロ入っています。優しい味です。そして、きびめしがまた美味しい!きびのもちもちっとした食感に塩味が効いてて、おっきりこみとベストマッチしています。

 

おっきりこみ≒ほうとう?

さてさて、楽しみにしていました群馬ご当地の『おっきりこみ』を食べていて気づきました。幅広の麺と具沢山でトロっとしたスープ。あれ?これってほうとう

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調べてみると、おっきりこみは群馬・埼玉の郷土料理で、またの名を煮ぼうとうというようです。

udon.mu

 

こちらが山梨県のほうとう。

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幅広麺に具沢山のスープ。そっくりでしょ?

 

おっきりこみは醤油ベースのスープに対し、山梨県のほうとうは味噌ベースのスープになります。その他は入っている野菜の違いはあれど、麺に関しては同じもののようです。

 

ただし、うどんとは別物で、うどんは麺に塩を練り込んであるのに対し、おっきりこみは小麦粉と水だけで練っているとのことです。だからツルッとした食感にならないようです。

 

と言うわけで群馬で見つけた謎のご当地グルメ『おっきりこみ』は、ほうとうのようなものでした。

 

おっきりこみが食べられるお店は、ここ以外にも結構あります。群馬県に立ち寄った際はみなさんも食べてみてくださいませ!

 

正直な話、水沢うどんよりもずっとオススメです(笑)